受験生の親がやってはいけないこととは?
東京で学習塾を探している方や塾を再検討している方の中で受験生の親の心構えを知りたい保護者の方も少なくないでしょう。そこで、受験生の親がやっていけないことは何かまた、受験生の親がやってあげるべきことは何かをご紹介します。初めての受験は、保護者の方も不安があることでしょう。参考にしてください。
まずは受験生の気持ちを理解してあげることが大切
保護者の方がお子さんを理解することがなにより大切です。普段からお子さんと話をしたり、家での過ごし方を理解したりしましょう。
コミュニケーション
家の中でも挨拶は大切です。「おはよう」「おやすみ」など保護者の方から声をかけるように心掛けるとよいでしょう。また、お子さんから将来や進路、志望校の話を切り出したら耳を傾け聞くことでお子さん自身がどのように将来のことを考えているか知ることが重要です。
家はくつろぎの場所でもある
お子さんは学校、塾などで一生懸命に勉強していることを理解しましょう。家は子どもにとってくつろぎの場所でもあります。くつろいでいるときに「勉強をしなさい」「勉強しなくていいの?」はモチベーションが下がります。また、今から勉強しようと思っているところでいわれるとやる気がうせます。いってはいけない言葉なので過干渉せず、見守る姿勢が大切です。
受験生の親がやってはいけないこと
親が何気なくやっていたことが受験生に負担をかけている場合もあります。ここでは受験生の親がやっていけないことをご紹介します。
考えの押し付け
本格的な受験勉強に入る前に国公立か私立か家庭の経済状況をお子さん伝えることは必要です。ただ、お子さんの将来を保護者の方が決めてしまうことは避けましょう。進路や志望校を自分自身で決めることで目標ができ、頑張れる意欲に結びつきます。
親の無関心
学校や塾任せでお子さんの受験にまったくの無関心はよくありません。過干渉さけるために無関心すぎると親が自分ことに興味がないと子どもは感じ不安になります。保護者の方も現在の受験の仕組みを調べたり、公式サイトなどでお子さんの志望校はどのような学校なのかや、受験日程、受験方式、費用などを調べておいたりするとよいでしょう。
親が受験の知識があることで情報を共有し、お子さんの受験を支えることに重要になります。あくまでも受験は子どもが主体なので、親も情報を知っているけど子どものやり方や取り組み方を見守るスタンスがお子さんとの関係がうまくいくでしょう。
ほかのお子さんと比較
受験は一人ひとり違い、ほかのお子さんや兄弟、姉妹、親と比べることは受験生にとって煩わしく感じます。親世代の受験方法と現代とは異なるうえ、将来の目標、家庭の環境、性格もそれぞれ違います。比較することはできません。以前のお子さんと現在を比較してお子さん自身の成長を褒めることがやる気につながります。
子どもにお金に関する小言をいう
受験や進学には多くの費用がかかりますが、お子さんにお金に関する小言をいうことは、よくありません。費用を捻出することは大変ですが、受験勉強に入る前にお金のことを話す機会を作り、経済的な心配をせずに受験勉強に集中できるようにしましょう。
受験生の親がやってあげるべきこと
普段の生活の中で親がサポートすることで子どものモチベーションも変わります。ただ、無理のない範囲ですることが子どもにとっても親にとってもよいでしょう。
健康面のサポート
受験するお子さんもサポートする保護者の方も健康でいることが大切です。お子さんにとって、健康を考えた栄養バランスがよい食事や温かい食べ物は勉強の励みとなるでしょう。また、受験シーズンは、感染症が流行しやすい時期であるので、感染症対策を徹底することや乾燥しないように工夫するなどお子さんの体調に気を付けることも親の役割です。
寝不足は体調を崩しやすいので充分な睡眠がとれるように気遣いが必要です。家族のみんなが協力して健康でいることが受験生も安心して勉強に励むことができるでしょう。
学習環境を考える
お子さんの学習環境を考えて、テレビの音を大きくしないように少し気にかけたり、受験日が近い12月から3月くらいまでは来客を招くことは控えたりするなど家族の協力が不可欠です。また、勉強する部屋を夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごせるように環境を整える必要があるかもしれません。
親のポジティブな姿勢
親がポジティブで応援してくれる姿勢が子どものモチベーションを変えます。ポジティブな声掛けが受験生にとって安定した気持ちで勉強に集中できます。また、受験日もいつも通りに送り出すことでお子さんの緊張をほぐし、不安を和らげることにつながります。
まとめ
受験生の親がやってはいけないことや親がやってあげることまた、受験生を理解することが大切な理由をご紹介しました。受験は保護者の方のサポートが必要です。生活面、今の受験制度の知識やお子さんが受験する学校の情報を調べることなどありますが、主体はお子さんですので理解して見守る姿勢が大切です。
なによりも保護者の方も健康で普段通りの生活が受験生にとって安定して勉強に取り組めるでしょう。学習塾を探している方や塾を再検討している方の参考になれば幸いです。
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引用元:https://www.tomas.co.jp/