大学受験は何校受ける?併願校の決め方を紹介
人生の進路を決める重要な大学受験です。出願時期が近付くにつれて、自分の中でどの大学を受験するか決めていくことになります。ただ、第一志望以外に第二志望や滑り止めの大学を受験することもあるでしょうが、大学は何校まで受験できるのでしょうか。今回は、大学受験の併願校の決め方について詳しく紹介します。
大学受験は何校まで併願できる?
大学受験は何校まで併願できるのか説明します。まず、国公立大学の場合前期日程・中期日程・後期日程と3つの試験日が設定されているため、3つまで併願できます。ただ、中期日程を設けている大学の数は少ないため、受験できない可能性があることを理解しておきましょう。そして、前期日程で募集人数の8割ほど埋まってしまいます。確実に進学したい国公立大学がある場合、前期日程から受験しておくことをおすすめします。
私立大学は?
私立大学はそれぞれ受験日を設けているため、日程が被らなければ何校でも受験できます。私立大学も込みで確実に進学したいと考えているなら、自分が希望する学部の大学を調べていける範囲のところで併願しておくことをおすすめします。ただ、私立大学は授業料だけでなく受験料も国公立大学に比べて高い傾向があるため、予算をしっかり決めたうえで受験する大学を決めましょう。
併願校の平均
大学受験の際は第一志望の大学を1つ決めて、滑り止めとして1~2個併願するのが一般的です。第一志望の大学のみ受験するという学生もいれば、中には5個以上受験するという学生もいます。大学生になりたいのか、希望する学部に進学したいのか、希望する大学へ進学したいのかによって、併願する必要性はとても左右されます。自分の目的に合わせて、併願する大学を適切に選んでください。
大学受験で併願校を選ぶ際に意識するべきポイント
続いて、併願校の選び方について解説します。第一に自分の学びたい学問があるか、なりたい職業になることができるかといったポイントをしっかり押さえておきましょう。大学に入学してからやりたいことが見つかるケースもありますが、高校生の時点で興味があることや目指している職業を固めておいて、そこに向かって勉強していくとモチベーションの維持につながります。
万が一、本命に落ちてしまった場合、併願校に進学することになるでしょう。そのため、進学しても自分が後悔しない大学を選ばなくてはいけません。自分の希望にマッチした大学があるなら、併願して夢を叶えるチャンスを掴んでみてください。
学力に見合っているか
併願校を選ぶ際には受かるかどうか、つまり偏差値や合格する確率を考慮して決めていきましょう。模試を受ける際に進学を希望する大学を記入するでしょうが、そこでA判定やC判定など合格する確率が表示されます。
A判定だと安全圏、D判定だとチャレンジ校といった扱いになるので、自分の現段階の学力で受かるかどうかしっかり見極めることが重要です。併願校は第一志望ではないため、A~C判定の安全校や実力相応校から選ぶ傾向があります。
入試科目をチェックしておく
大学によって試験の内容は変わります。自分が選択している科目で受験できるかどうか、面接・小論文といった特別な試験はないか忘れずにチェックしておきましょう。併願校は第一志望ではありませんが、だからといって手を抜いて合格するようなものではありません。自分の実力に見合った大学を探すことが必要です。
大学受験で併願校を選ぶ際の注意点
併願する際は受験するスケジュールや移動手段をしっかり考えておきましょう。とくに、県外の大学を受ける際は移動手段やホテルの日程を間違えてしまうと、最悪の場合受験できなくなってしまいます。とくに雪の多い地方の大学を受験する場合、余裕を持ったスケジュールを組んだ置くことが重要です。また、第一志望の大学を受験する前日には、試験だけでなく移動も含まず体調を整えておきましょう。
予算の範囲内で受験する大学を決める
大学受験には受験料だけでなく、移動費や宿泊費がかかるケースもあるでしょう。そのため、必要なお金はしっかり確保しておかなければいけません。受ける大学とスケジュールを決めたら、総額でどのくらい費用がかかるか計算しておき、お金が足りないという事態にならないよう注意してください。
興味のない大学は選ばない
当然のことですが、行きたくないと思う大学を選ばないようにしましょう。偏差値だけで決めたりオープンキャンパスに行かなかったりすると、その大学自体に興味を持てず進学しても長続きしない可能性があります。自分で学べる内容や大学の雰囲気を確かめたうえで、受験する大学を決定することが大切です。
まとめ
大学受験の併願について解説しました。第一志望の大学を決めたら、そこを目標に頑張りつつほかに興味がある、行きたいと思える大学が見つかったら、併願することをおすすめします。国公立大学は受験日程が決まっているため、私立大学も視野に入れて考えていきましょう。偏差値だけで決めるのではなく、学びたい分野の学部があり進学しても後悔しない大学を選ぶことが重要です。
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引用元:https://www.tomas.co.jp/