【受験生必見】勉強と部活を両立させるコツ
受験生にとって、勉強と部活を両立させることは非常にハードルが高いことです。引退するまで部活にも力を入れたいと思うのは当然ですが、勉強が追い付かなくなってしまっては受験を成功させることができなくなってしまいます。そこで、今回は勉強と部活を上手に両立させるコツについて紹介します。
勉強と部活を両立させるメリット
勉強と部活を両立させることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。部活を頑張ることで、運動部であれば体力が鍛えられるうえ、文化部でも精神力を鍛えることにつながります。また、チームで行う競技や創作活動を行う部活は、仲間と協力し合うことの大切さを学ぶことができます。コミュニケーションスキルを鍛えることにもつながるでしょう。
そうして体力や精神力を鍛え、1つのことをやり遂げる力を養うことで、勉強を続けられる力も身に着くのです。継続する力やコツコツ取り組む力は、簡単には身に着きません。部活を通して鍛えられた「やり遂げる力」を勉強に活かして、受験合格への道を進んでください。
勉強を一緒に頑張る仲間が増える
部活に参加すると、同じ部活にいる同級生や先輩、後輩と仲よくなる機会があるでしょう。日々同じ時間を過ごすことで自然と絆が深まります。そして、部活が終わった後も仲間としての関係性は続き、一緒に励まし合いながら受験を取り組む仲間が増えるのです。
また、先輩に受験勉強のコツややる気の出し方を教えてもらうことが期待できます。自分はその勉強のコツを同級生や後輩に伝えていって、人との絆を深めていけるのです。
勉強と部活の両立ができない場合に考えられる原因
勉強と部活を両立させるメリットがたくさんある一方で、そもそも両立できないという生徒もいるのではないでしょうか。参加する部活にもよりますが、朝練があり放課後も部活があって、さらに土日祝日も部活がある場合、勉強に割く時間がなくなってしまいます。
日中は授業を受け、放課後や休みの日は部活をする時間しかとれなければ、自分のために勉強する時間は確保できません。たまに部活が休みになったときに勉強しようと思っても、部活を頑張りすぎているせいで疲れてしまい勉強に身が入らないというケースもあります。部活を頑張るのはとても大事なことですが、部活だけ頑張っていても受験を成功させられなくなってしまうため、注意が必要です。
部活を言い訳にしてはいけない
部活によっては、きちんと休みの日や活動する時間帯を決めて勉強する時間を考えてくれるものもあるでしょう。ただ、生徒自身が部活を言い訳に勉強から逃げてはいけません。「部活を頑張ったから」「大会が近いから」と、勉強していない言い訳に部活を使わないようにしてください。この考え方のままだと、たとえ部活を引退したとしても何かと理由をつけて勉強しないことが予想されます。
勉強と部活を両立させるコツ
勉強と部活を両立させるためのコツを解説します。まず、自分で勉強する計画をしっかり立ててください。「今日はこの単元を勉強する」「今日は授業で習った部分を復習する」など、その日達成するべき目標を設定します。これをクリアして、勉強する習慣を身に着けるのです。部活で疲れているときに、達成できないような目標を立ててはいけません。無理なく進められるペースの計画を立てることが重要です。
また、授業の内容をしっかり頭に入れておけば、あとから勉強するときも楽になるでしょう。予習・復習は欠かさず、分からない部分があったときは、部活が始まる前に休み時間を利用して先生に聞いておくことをおすすめします。
隙間時間で効率よく勉強する
通学に電車やバスを使っている生徒は、その時間も勉強にあてましょう。ただ、集中して勉強できる環境ではないため、英単語や歴史の年号、数学の公式、化学式を暗記するなど、ノートとペンを使わなくても進められるような勉強を選んでください。
眠い時は仮眠を
部活を頑張って眠気に襲われた場合、無理せず仮眠して頭をすっきりさせてから勉強に取り組むことが大切です。疲れた体と眠さでぼんやりした頭では、どんなに頑張ろうと思っても勉強に集中できません。そのため、15分ほど仮眠をとりましょう。15分以上寝てしまうと深く眠ってしまう可能性があるため、寝すぎないよう忘れずにタイマーをセットしてください。
勉強する環境を整える
部活で疲れて帰ってきたとき、自室だとベッドがあって寝たくなるかもしれないうえ、スマートフォンや漫画につい手を伸ばしてしまうことも考えられます。そこで、学校や塾の自習室、図書館など、集中して勉強できる環境を整えることが重要です。疲れている場合は、仮眠して疲れと気分をリフレッシュさせてから勉強に取り組んでください。
まとめ
勉強と部活を両立させるコツについて説明しました。部活を頑張ることで体力や精神力が鍛えられ、かけがえのない経験ができます。ただ、部活に集中し過ぎで勉強できなくなると、本末転倒になる恐れがあります。自分で勉強する計画をしっかり立てて、無理せずに課題をこなしていってください。授業中は集中して勉強し、学校や通学時間でできる範囲の勉強は真剣に取り組みましょう。
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引用元:https://www.tomas.co.jp/